大丈夫、花は咲きます。

秋は、紅葉の季節でもあります。見ごろの地方もあるでしょうし、色づき始めた場所もあることでしょう。首都圏はこれから楽しめそうです。

樹々は、春先に芽吹き、花を咲かせます。冬には葉を落とし、枯れ木のようでした。それでも春になれば芽吹き、つぼみとなり、花が咲くのです。後に鮮やかな新緑の季節を迎えます。清々しい春から初夏です。秋には紅葉となり、私たちを楽しませてくれています。また、樹によっては、豊かな果実も、私たちの生活を豊かなものにしてくれています。

しばらくすると、樹々は落葉し冬になります。冬には、花も、彩りを変える葉も、芳醇は実もありません。枯れ木に見えますが、そうではありません。次の春のために、力を蓄える大切な時間を過ごしているのです。。

樹はどの季節が幸せなのでしょうか。どの季節が好きなのでしょうか。何も答えてはくれません。私は冬の樹が好きです。花も葉も見せてはくれません。それでも、新しい花を咲かせたり、果実を育んだりするため、じっと寒さに耐えながら、力を蓄えているのです。凛とした命の強さが感じられます。

命は変化しながら、続いていきます。今、生きていることに喜びを見いだせない人は、人生の秋、あるいは冬に思えるかもしれません。実際はそうでなく、たまたま、枯れ木に見えるだけなのです。生きている限り、また、春がやってきます。

さて、婚活には旬はありません。自分がパートナーを必要とした時が、そのときです。一歩踏み出してみましょう。必ず何かが変わります、動きます。ただ、すぐに芽吹き、花が咲くとは限りません。待ちましょう。その時は、より美しい花を咲かせるため、栄養を蓄えているのです。焦ることはありません。じっくり機を待つこと、蓄えることも、時には必要です。

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幸せとは、気づくもの

求めていた何か、あるいは誰かを探し得たから幸せになるわけではありません。自分自身が幸せになることが、幸せなのだと私は思います。

お金がたくさんあれば安心かもしれませんが、幸せとは限りません。社会的地位の高い人が、幸せとは限りません。社会的地位が高いと言われている人のなかにも、とても幸せな顔には見えないひとがたくさんいます。かりにほしいものが手に入ったとしても、それイコール幸せとは言えないでしょう。自分の気持ちが満ち足りた時、初めて幸せになるのでしょう。

風邪を引いた時、改めて健康の大切さを思い出しますね。普段の生活で当たり前のことに、感謝の気持ちを、持ってみてはいかがでしょうか。実は何でも話せる友達がいるのではありませんか?実は夢中になれる趣味があるのではありませんか?

婚活中の方々、いまはパートナーがいません。でも、それ自体は決して不幸なことではありません。 むしろ、今の自分、もしかしたら平凡な日々のなかの、意識していない幸せに、気づいたほうがいいかもしれません。 日々、生きていることに感謝し、穏やかに小さな幸せを感じつつ生活している人は、その波動で周囲も明るくしています。

結婚で自分に足りないものを補ってもらうという気持ちでなく、今の小さい幸せを大切にしながら、パートナーのいる幸せに変わっていきたいという気持ちを持ってみたらいいように思います。少しずつ状況が変わるはずです。

幸せな気持ちでいれば、必ず人が集まってきます。引き寄せられていきます。生涯の伴侶も結果として見つかることでしょう。幸せを探すのは、やめてしまいましょう。幸せは自分の中にあります。それに気づきましょう。自分が幸せになってしまいましょう。

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