愛に生きるか?怒りに生きるか?

何か行動を起こすときの基盤は、何でしょうか。不安だったり、怒っていたり、悲しんでいたりするときと、愛を基盤にしているときでは、心待ちが大きく変わっているのはないでしょうか。愛は安心感を呼び、ワクワクとした気持ちになります。一方、怒っている自分、たしかにエネルギッシュであることにちがいはありません。ですが、おだやかな心地よい気持ちとは程遠いはずです。

ところで怒りをもたらすものとは何でしょうか。それは勝ち負けであったり、見返したいという気持ちであったりすることでしょう。理不尽なことに対する怒りであったり、劣等感であったりするかもしれません。よく、「悔しさをバネに」などと言われた方も多いのではないでしょうか。こうした怒り、その対象となるものがなくなった瞬間、たとえば嫌いな人間があなたの周囲からいなくなったとき、一瞬で枯渇してしまう性格があるように思います。怒りがなくなったとき、それまでの強い感情がみごとになくなってしまうわけです。

これは、とてももったいない、あるいはばかげたことなのではないでしょうか。怒っている時間だけ、無駄なエネルギーを消費していただけです。不安や悲しみも一緒です。不安や悲しみのもと、それはいつか薄らいていきます。それならば、怒り、不安、悲しみに浸るのは止めにして、愛を中心にして生きていったほうがいいのではないでしょうか。怒っている時、不安を感じている時、悲しんでいる時、決して幸せではないはずです。怒りは他人に向くだけでなく、自分に対する場合でも同じです。多くの場合、無駄な時間だということに後で気づくはずです。

私が以前勤めた会社で役員などをしていた時は、さんざん諸悪を重ねてきたような気がします。いかにそれが、自分の心や魂を傷つけていたかなど、考えたことなどなかったのでしょう。いつも何かに怒っていなければ気が済まなかったのです。私は、いまはこのPartners Treetのほか、もう一つの事業をやっています。正直、誰かのために頑張ろうとか、少しでも社会貢献しようとなどという気持ちはありません。自分が安心できること、楽しく思えること意のままにやっていこうという気持ちです。それが結果として周囲の人たちのためになっているならば、それでいいのです。

生きている限り、意のままにならないことはたくさんあります。当然、婚活においても然りです。怒りやイライラは当然起こりがちです。ですが、これらからあえて目を離せば平穏な日々が過ごせます。笑って過ごしたほうが、いい運気がやってくるはずです。また、誰かのためになどと考える必要もないかと思います。そう思った時点で、それに縛られ、辛くなることのほうが多いでしょう。また、場合によっては、自分がこんなに頑張っているのに!と人を責めることになりかねません。愛を大切に、安心とワクワクを大事に過ごしていれば、自然に幸せな気持ちにもなり、必要としている人が集まってくるものだと、私は信じています。大丈夫です。

Partners Treeは、皆様に寄り添いながら、皆様の良さを大切にしたサポートを行っています。随時無料面談をおこなっています。お気軽にご相談ください。オンライン面談にも対応しています。

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煩悩がある人間こそ変われます

あれもほしい、これもほしい、もっとお金がほしいなどの物欲、他人の成功に対して嫉妬する気持ち、あるいは人を時には見下してしまう、そんな気持ちを持ってしまうことがあります。そんな時、自分は本当に煩悩の多い人間だと思うのではないのでしょうか。煩悩はあってもいいと、私は思います。むしろ煩悩の多い人ほど、ひとたび変わればすばらしい人物に変わる可能性があると、考えています。

蓮の花をご存じでしょうか。蓮の花は水面下の泥が深ければ深いほど、きれいで大きな花を咲かせます。人間も同じです。心の闇、深い煩悩を持つ人間は、大きく変わるチャンスがあるのです。むしろ中途半端なのは、わるいこともしない代わりにさしていいこともしない傍観者のような人間ではないでしょうか。決して、悪人を褒める気はないのですが、かりに世の中のルールを破ったり、大きな失態を演じてしまったりしたとしても、それだけのエネルギーがある人間だという見方があっていいと考えます。こういう人が変われば、その人の人生はかけがえのないものとなることでしょう。きれいな大きな花を咲かすことができるでしょう。

大切なのは、正しい心のもちようを身につけることです。これは、すぐに身につくことではありません。それなりに自分を高める訓練が必要となります。こういう時、よく過去のできごとをしっかりと反省しなさいという人がいます。私は、その必要性を感じません。そういうことをしなくとも、もう決着がついているのです。反省する暇があったら、今ここにいる自分の足元をしっかりと見て、その日一日を大切に過ごすことが一番大切です。

煩悩から生じた出来事からは、人は知らず知らずのうちに、多くのことを学んでいるのです。ですから日々を大切に生きることで、確かに変わっていくことができます。自分の人生はいい方向に向かうんだという気持ちを大切に持つことが大事に思います。ただ、そういうふうに生きていたとしても、他人とのつきあいで傷つくことはあるでしょう。社会で生きていく以上、これは避けられません。それなら、そういうつまらない人間とのつきあいについては、気持ちの置き場所を少し変えたらいいと思います。真に受けるのではなく、何か風が吹いて、頬をなでたくらいに感じることができればいいでしょう。人の口はうるさいのですから、とぼけた顔をして生きていけばいいのです。

さて、自分自身が変化することで、あなたの周りにはあなたに心のやすらぎを与えていくれて、心をより美しくしてくれる人が集まってくることでしょう。心地よい人間関係がいつの間にか生まれるということです。今一度、自分が煩悩のかたまりだと感じたら、それはチャンスだと捉えてほしいと考えます。しあわせは、実は自分のなかにあり、それに気づいていないのだと思います。

ここ数ヶ月、多くの会員さんが、私どもの結婚相談所 Partners Tree から成婚され、巣立っていきました。みなさん、ご自身を大切にされてきた方ばかりです。しあわせはさがすのではなく、気づくものですね。

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